水の効用

天然水が腰痛改善に効く?水がもつパワーの偉大さ

水の効用

人間の体の多くの割合を占めている水。当然水不足や質の悪い水の摂取は、健康にも影響があります。
水の質や飲み方を変えれば、身体の悩みを解決できることがあるのです。

なかでも今回焦点を当てるのは、腰痛。
一見水とは無関係のように思えますが、そこには意外な関係性が。水を飲むだけで改善が期待できる腰痛について、詳しく見ていきましょう。

多くの人が抱える腰痛の悩み

厚生労働省の調査によると、腰痛に悩む日本人は、4〜5人に1人いると言われています。腰痛は、検査をしても原因が分かりづらく、一度改善してもまた痛めることが多いため、慢性化することが多いのが特徴です。
整体や整骨院で治療をしても、またすぐに痛みがぶり返し、定期的に通っているという方も多いのではないでしょうか。

腰痛の原因が特定できない理由、それは、痛みを感じる場所が直接的な原因でないことが多いからです。
どういうことかと言いますと、腰の骨が折れている、ヒビが入っているという直接的な痛みは、何かの拍子に負担がかかって起きた怪我です。しかしこれといった心当たりがなくても腰痛を抱えている人が、多くいるのが現状です。

そんな腰痛を改善するため、整骨院・接骨院などでも行われている生活指導のひとつに、”水をたくさん飲むこと”があります。
水を飲んだだけで腰痛が改善される訳がない。そう思う方もいるでしょう。ここからは、なぜ水を飲むと腰痛が改善されるのか、そのメカニズムをご説明します。

腰痛と水の関係性

早速ですが、なぜ水を飲むと腰痛改善に効果的なのでしょうか。
水分不足によって腰痛が起こる原因を大きく3つの項目に分け、その関係性を見ていきましょう。

老廃物が排出されなくなる

体内に溜まった老廃物は、主に尿や汗として体外に排出されます。
しかし、水分の排出量より摂取量が少ない状態が続くと、老廃物を上手く排出できなくなることがあります。体内に老廃物が溜まると様々な身体の不調を招き、そのひとつが、腰痛です。

常に水分不足でない状態を保つため、起床時、食事前、運動後、就寝前など、こまめに1回200ml(コップ約1杯)の水を飲むことを心がけましょう。

血行が悪くなる

水分不足は、血行不良も招きます。
水分が足りていないときの血液はドロドロし、脂質も溜まりやすくなります。
こうして血行不良になると全身に送られるはずの血液がとどまったり、熱が行き渡らずに身体が冷えて筋肉が収縮し、痛みを招いたりしてしまいます

水分を摂ることで血液のドロドロを改善し、全身に熱を送りやすくなります。これも、水で腰痛改善ができるメカニズムのひとつです。

大腰筋が弱くなる

歳を重ねるにつれ、筋肉量は減ります。さらに、全身の水分量の割合も低下します。その分、筋肉が硬くなり、痛めやすい身体になります。
それを補うにも、やはり水分を多く摂ることが必要なのです。

天然水のすすめ

ただ水を飲むだけでも効果はありますが、理想はやはり天然水を飲むことです。
なぜなら、天然水にはミネラルやマグネシウムなど、健康な身体を形成するのに効果的な成分が多く含まれているからです。

まとめ買いの方が安いけれど、持って帰るのが重い…という方には、ネットでの注文や、定期的に自宅に届くウォーターサーバーなどもおすすめです。

また、炭酸水も、腰痛の原因となる乳酸の分解に効果的です。炭酸水に含まれる重炭酸イオンが乳酸を中和するため、腰だけでなく肩周りやふくらはぎなど、乳酸が溜まりやすい部位の痛みを軽減してくれます
さらに、炭酸水を摂取することで体内の二酸化炭素濃度が高まります。これにより身体は酸素不足だと反応し、全身の血流量を増やすよう働きます。

炭酸水の多くは、元々は天然水から作られている商品です。砂糖の摂りすぎを防ぐため、甘いソーダなどではなく、純粋な炭酸水がおすすめです。

天然水で、腰痛を改善

一見関係がなさそうな腰痛と水。この記事を読み始めたときは、え?と思っていた方にも、身体の不調を改善できる、偉大な水のパワーを感じていただければ幸いです。

さらに天然水に含まれる成分は、身体にとって嬉しいものばかり。
日本の水道水は飲料としても使えるように作られていますが、やはり消毒をされ、水道管を通ってようやく私たちの元に届いているものなので、天然水には劣ります。

健康のためにせっかくお水を飲むのなら、少しの手間やお金をかけてでも、断然天然水がおすすめです
慢性的な腰痛で悩んでいる方は、ぜひ毎日合計2ℓを目標に、天然水を飲んでみてください。

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