水の種類と選び方

天然水は何歳から飲んでも良い?安心な年齢はあるの?

水の種類と選び方

赤ちゃんの水分補給は?

生後間もない赤ちゃんには、母乳やミルクが主食になりますよね?
水分補給についても、生後5、6か月ぐらいまではそれ以外いらないとされています。
しかし、例年のような夏の暑い時やお風呂から出た後など、水分補給が気になる場面も多数あります。

そんな時には、水分を与える機会もあると思います。
水道水をそのまま与えるのは、当たり前のことですが言語道断です。
水道水には塩素が多く含まれており、赤ちゃんには飲ませてはいけない水です。
それでは、天然水やミネラルウォーターならば、大丈夫なのでしょうか?

赤ちゃんに飲ませる水は注意が必要!

天然水やミネラルウォーターならば、殺菌処理されているので、きれいで何でも大丈夫だと安心な気がしませんか?
実はその中にもNGな水が存在するのです。
赤ちゃんに天然水やミネラルウォーターを与える時には、ミネラルが含まれていないものやミネラル成分が少ないものを与えるのが良いとされています。
ミネラル成分は、カルシウムやマグネシウムなどを主に指します。
カルシウムとマグネシウムが少ない水=軟水が良いということになります。
ミネラル成分が多いものを与えると、赤ちゃんの腎臓に悪影響を及ぼす可能性がありますので、ミネラル成分がないもの、少ないものを選びましょう!
天然水やミネラルウォーターを与える時には、加熱殺菌がされているものを選定してください。
また、加熱殺菌されている天然水やミネラルウォーターでも、一度沸騰させてから冷まして飲ませるとさらに安心ですよ。
真水は抵抗力が弱い赤ちゃんの胃腸を傷つける恐れがありますので、こちらも注意が必要です。
ペットボトルの水は細菌や雑菌が入りやすいので、開封後はすぐに飲んでしまうようにしましょう。
心配な場合はウォーターサーバーの水であれば、いつも循環して衛生的に保たれている水なので活用してみると良いですよ!
さらにウォーターサーバーの水は2種類あり、天然水とRO水に分かれています。
天然水は特定の水源から採った地下水で、加熱殺菌以外の処理をしていない水を差します。
一方、RO水はろ過して不純物やミネラルを取り除いた水のことです。
赤ちゃんには不純物が除去されていて、抵抗力が弱い赤ちゃんの体にも優しいので、RO水が良いと言われています。

何歳から普通に水が飲めるのか?

赤ちゃんの時期は体の内外共に、抵抗力が低いため、少しのことでも病気になりやすいので、さまざまなことに気を遣わなくてはなりません。
水もその1つで、天然水やミネラルウォーターであっても、大人と同じように飲ませることはできないのです。
明確にいくつから良いと年齢は決まっていませんが、食べ物の発達に合わせると良いと言われています。

手で掴んで自分で口に物を入れるようになったり、離乳食が始まって少し抵抗力がついてきた頃が良いと思います。
食べ物同様、水も少しずつ飲ませながら様子を見て与えていくと良いです。

赤ちゃんに水を飲ませる時の注意点とは?

いくら加熱処理をした水だからといって、そのままゴクゴク飲ませてはいけません。
前述した通り、生後5、6か月ぐらいまでの赤ちゃんには母乳やミルクだけで、基本的には水分補給は間に合っているのです。
たくさんあげ過ぎると、母乳やミルクが水でお腹いっぱいで入らなくなってしまうこともあり得ます。

初めて水を飲ませる時には、ティースプーンに少量の水を与えて慣らしていきましょう。
まずはなめさせて、少しずつ水の味を教えていくのです。
水分補給をするタイミングは、赤ちゃんの唇を見てみると、一目瞭然です。
唇が乾燥している時に、少量の水を与えると十分な水分補給ができます。
また、尿の回数や量を見ると、今水分補給が必要かどうかの目安が分かります。
赤ちゃんには一気に大量の水を与えるのではなく、少量ずつこまめに水分補給させることがポイントなのです。

まとめ

天然水やミネラルウォーターだから大丈夫で安心というのではなく、赤ちゃんに水を与える時にはさまざまな気遣いや注意が必要なことが分かりましたね!
ウォーターサーバーの水は絶えず綺麗に水を循環させてくれるので、大変衛生的です。

赤ちゃんに与える場合も、ミルクを作るためだけではなく、離乳食や幼児食を作る時にも安心安全に利用することができます。
是非、ウォーターサーバーの水を上手に活用していきましょう!

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