天然水にはどのようなイメージをお持ちでしょうか。
健康に良いというイメージがあるかもしれませんが、具体的な効果をご存知ですか?
天然水にはミネラルなどの重要な成分が豊富に含まれており、それぞれのミネラルが多様な役割を持ちます。
そんな天然水の健康効果のひとつに、”自律神経を整える”ことが挙げられます。
一体どういうことでしょうか。早速、ご紹介していきます。
自律神経とは
まずは自律神経とは何かを知る必要があります。
自律神経とは、簡単に言うと内臓や血管などの働きをコントロールし、体内の環境を整える神経のことです。
人間には、自分の意思でコントロールできることと、難しいことがあります。
例えば、通常足や手は動かそうと思えば動かせますし、設定さえすればロボットでもできます。
しかし、お腹が空いたり眠くなったり、緊張で鼓動が高まったりすることなどは、人間も自分でコントロールすることは困難です。
この自分自身でコントロールできず、自動的に身体に反応を起こしているのが、自律神経です。
具体的な仕組み
自律神経系は、交感神経と副交感神経の2つに分類されます。
これらは体内や体外の環境に関する情報を受け取っており、主に、機能を促進するには交感神経、制御するには副交感神経が働きます。
交感神経には、ストレスの多い状況や緊急時において身体の状態を整える、闘争・逃走反応があります。
対して副交感神経は、日常的に体内プロセスを制御しています。
自律神経系の機能は、体温、血圧、代謝や消化、心拍数や脈拍数、体液の分泌や性的反応など多岐に渡ります。
多くの場合は交感神経と副交感神経のどちらかにより制御されていますが、2つの神経が協調して機能することで成り立っている場合もあります。
自律神経が乱れると
大きなストレスがかかり心身が耐えられなくなると、イライラしたり、原因不明の痛みを感じたりするようになります。これは自律神経のバランスが乱れてきているサインです。
さらに自律神経が乱れると、糖尿病をはじめ、末梢神経疾患やパーキンソン病などといった、自律神経系の病気を発症する恐れがあります。
天然水による自律神経系疾患の予防・改善
このように、自律神経が乱れることによる症状を予防・改善するには、まずはストレスを溜めないようにすることが第一です。
適度な運動をしたり、十分な睡眠を取ったり、自分の好きなことを存分にしたりするなどし、ストレスを抱えている場合は上手く自分の機嫌をとりましょう。
しかし、このようなことを試してもストレスが軽減されない場合や、自覚なくストレスを抱えている場合もあります。
そんな時に積極的に飲んで欲しいのが、天然水です。
水を飲むことでカラダの内側から副交感神経を刺激し、自律神経を整えてくれるといわれています。
そもそも水には、さまざまなリラックス効果があるとされています。
天然水に多く含まれるカルシウムやマグネシウムには、鎮静作用があると言われています。
1回約150〜200ml、コップ一杯分の水をこまめに飲み、1日の合計で1.5〜2ℓは摂取することが理想です。
特に夜寝る前にコップ一杯の天然水を飲むと、鎮静作用により心身が落ち着き、リラックスして眠りにつけるとされています。
寝付きが良くなれば、1日のストレスも緩和されますよね。
水の効果は、飲むことだけに留まりません。
水の音を聞いたり、海や川、滝などを見てリラックスすることは、アクアセラピーという名がついているほど、リラックスするのに効果的です。
また、入浴も水によるリラックス効果の一つと言えます。
温かいお湯に身体を浸すことで、交感神経を刺激し気分を引き締めてくれます。ぬるめのお湯だと副交感神経を刺激し、リラックスさせてくれます。
ストレスを感じている時には、できる限り湯船に浸かることを心がけると良いでしょう。
心身の悩みには天然水を
天然水のもつ自律神経を整えるパワーについて、ご紹介してきました。
天然水を飲んで自律神経を整え、ストレスを溜めないことにより、鬱が治ったという事例も多くあるほどです。
まさか天然水を飲んで鬱が治るとは、思わないですよね。
日々の生活でストレスを抱えてイライラしている方、いつも機能しているはずの身体の機能が低下していると感じる方、原因の分からない身体の痛みを感じる方…
自分の心身に悩みを抱えている方は、毎日1.5〜2ℓの天然水を飲んでみてください。
きっと自律神経が整い、悩みを軽減・改善してくれるはずです。
悩みがない方も、天然水を飲んで自律神経系の疾患を予防しましょう。
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