水の効用

水の黄金比率って何?ミネラルの黄金比率が私たちを健康にする!

水の効用

水のミネラル成分の黄金比率とは?

最近、水のミネラル成分に含まれる黄金比率を意識したミネラルウォーターが多く販売されるようになってきています。
水に含まれるミネラルの黄金比率とは何を指しているのでしょうか?
水には私たちの体に必要な5大栄養素の1つであるミネラルが含まれています。
ミネラルは16種類もあり、その中でも水にはマグネシウムとカルシウムが多く含まれています。
日本の水の硬度は軟水で、海外の水の硬度は硬水です。
特に硬水にはマグネシウムとカルシウムが多く含まれていますので、毎日でも摂取したいぐらいです。

ただし、硬水は軟水と違って、胃腸への刺激が強いことが心配されます。
マグネシウムとカルシウムのどちらが多く摂り過ぎても、体内でうまく働いてはくれません。
その比率に注目したのが、水の黄金比率と呼ばれるマグネシウム:カルシウム=1:2の割合なのです。
この黄金比率が守られることで、マグネシウム、カルシウム共に吸収率が圧倒的に上がり、バランスが大変よくなり、代謝などを活性化させてくれやすくなるのです。

マグネシウムとカルシウムの関係性とは?

なぜ、水に含まれるマグネシウムとカルシウムは1:2の黄金比率が推奨されるのでしょうか?
実は私たちの血液中を覗いて見ると、カルシウムとマグネシウムが2:1の割合で含まれているからです。

私たちの生命維持のために必要な必須ミネラルでもあるカルシウムは、私たちの体重の1%~2%の割合を占めている栄養素です。
カルシウムの99%は骨や歯の中にあり、残りの1%は血液やリンパ液などの体液にあります。
それに対して、マグネシウムは約300種類の酵素反応に関わっている循環器系を司る栄養素になります。
マグネシウムが不足すると、疲労感を感じる、イライラするなど神経系に大きな影響を与えます。

もし、カルシウムを過剰摂取した場合には、マグネシウムの吸収を妨げてしまうことになり、正常な体の働きを崩してしまうことになります。
カルシウム:マグネシウム=2:1の黄金比は、私たちの健康を維持するための黄金比率でもあるのです。

硬水には約2~3倍ものミネラル成分が含まれている?

水には硬水と軟水の2種類があります。
軟水、硬水の区別の仕方は世界と日本国内の基準値に若干の違いがあります。
世界では硬水、軟水を4区分にしており、日本では2区分にしています。
WHOとはWorld Health Organization(ワールド・ヘルス・オルガニゼーション)の略称で、日本語では世界保健機関と訳します。
WHOの飲料水水質ガイドラインでは、硬度60度を軟水、60以上120未満を中程度の硬水、120以上180未満を硬水、180以上を非常な硬水と4種類に分類しています。
それに対して、日本では硬度100以下の水を軟水、それ以上を硬水と2種類に区別しています。
日本の水はほとんど軟水なので、海外の硬水と比較すると、約2倍~3倍のミネラル量が変わってくる計算になります。
もちろん、そのミネラルにはカルシウム、マグネシウムも多く含まれていますから、硬水を飲めば、約2~3倍のカルシウムとマグネシウムを摂取できる計算になります。
ただし、硬水は味や感触が軟水と比較すると、かなり癖があります。
また、硬水は胃腸に刺激を与え、下痢になりやすい一面も持ち合わせています。
一気に硬水に変えるのではなく、徐々に体に慣らしていきましょう。

日本の硬水や中硬水の水はインターネットでも購入できます。今は黄金比率を意識したミネラルウォーターもあるみたいですから、体に合うか試してみても良いですね!
もしくは、硬水は肉や魚などの煮込み料理に合うとされているので、料理に使用して摂取する方法もありですね!

まとめ

水に含まれるカルシウムとマグネシウムの黄金比率については分かりましたか?
硬水をうまく生活に取り入れる習慣をつけると、カルシウムやマグネシウムを約2倍~3倍多く摂取することができます。

どちらも水から摂取するのであれば、摂り過ぎる心配もありませんね!
また、カルシウムやマグネシウムを多く含んだ食べ物からも摂取可能です。
2つのミネラルの黄金比を守って、健康な体を維持していきたいですね!

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