私たちの身体の大部分を占めている水。水を飲むことは健康にいいと言われており、その見解も多くの人に広まっています。
近年では1日2リットル水を飲んでいると公表するモデルやタレントが多くいるため、水を飲んだら綺麗になれる、というイメージが定着していますよね。
しかし水を飲むことのメリットは、健康に、綺麗になれるだけではありません。
実は、頭脳にとっても嬉しい効果が期待できるのです。さらに、ただの水道水よりも、天然水を飲むことがおすすめです。
今回は水を飲むことで得られる頭脳への効果についてご紹介していきます。
水を飲むと頭が活性化する
知的作業に入る前に、0.5ℓ(コップ約3杯分)の水を飲むと、頭が活性化し、効率がアップするという研究が発表されています。2013年、イースト・ロンドン大学とウェストミンスター大学の研究者たちにより発表されたものです。
作業前に水を飲んだ人は飲まなかった人に比べ、反応時間が14%も速くなり、喉が渇いた状態であるほどその結果は顕著に表れたといいます。
では、具体的な内容を見ていきましょう。
回転が速くなる
研究結果からもわかる通り、水分不足は、僅かであっても知的パフォーマンスに影響を及ぼします。
水は、あらゆる細胞間のやりとりに欠かせないものです。水分が正常に体内に補給されていることで、栄養を細胞に届けたり、血液を身体中に循環させたり、さらには老廃物を体外に排出したりすることができます。
他にも電解質のバランスを整えたり、体温調節をしたりと様々な役割を担っており、脳を含めた心身のあらゆる機能に影響を及ぼしているのです。
ですから、脳の機能を正常に保つには、十分な量の水分を摂ることが重要です。
特に、水分不足による脳への影響として、ホルモンの不均衡が挙げられます。これは水を飲むことで改善が期待できると、一部の研究者のなかで言われているほどです。
脳はなんと、約80%が水分でできています。水分を十分に摂ることが頭脳の働きを活発にするためにとても重要なのです。
記憶力が良くなる
頭脳が活発化すると、さらに良いことがあります。それは、記憶力の向上です。
水を飲むことで血流が良くなると、胃腸も活発に働き、副交感神経が刺激されます。副交感神経が刺激されることで脳も活発に働き、記憶力や思考力が向上するのです。
さらに、大人よりも年齢が低い子どもの方が、その効果が顕著にあらわれるといわれています。
水をたくさん飲んだ子どもは、飲まなかった子どもよりも記憶力と集中力のレベルの向上が見られ、その効果は大人よりも高かったという研究結果です。
水を飲むことがこれだけ脳に影響を及ぼすとは、驚いた方もいるのではないでしょうか。
天然水の力
ただ水を飲むよりも、天然水を飲んだ方がより、身体に優しいでしょう。
認知症などの脳の障害は、活性酸素により毒素が作られていることが原因だとされています。
天然水の中でも特にアルカリ性で非加熱の天然水は、体内に入ると活性酸素により酸化されたものを元に戻す力を持っています。
つまり、アルカリ性で非加熱の天然水を飲んで体内で活性酸素と結びつくと、無毒化し、脳の障害を予防することができるのです。
天然水のほかにも、水素水にも同じ効果があります。
認知症やアルツハイマーを防止・改善するには、ただ水を飲むよりもこのような解毒効果のある水を飲むことをお勧めします。
こまめに水分補給をして脳の働きを保とう
水分を摂ることによる記憶力など、脳への効果についてご紹介してきました。
作業前に一気に0.5ℓを飲むのは、なかなか難しいでしょう。喉が相当渇いていれば飲むことができるかもしれませんが、そこまで喉が渇いた状態を作るのも、問題です。
人は”喉が渇いた”と感じた時には既に多くの水分が失われています。特に夏の暑い時期には、喉の渇きを感じてからでは手遅れで、熱中症にかかってしまう可能性が高くあります。
喉が異常に渇いた状態を作らないよう、常に、こまめに水分補給をすることが大切です。
こまめに適量の水を飲んで、脳の活性化を助けましょう。
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